2012/10/13

田中恭吉紀行









和歌山出身の美術家であり文芸家でもある 田中恭吉

和歌山県立近代美術館で開催されている彼の生誕120周年を記念する展示を見に

彼の地へ足を運ぶ












僅か23年で幕を閉じた彼の生涯

ことさらそれを美化するまでもなく

彼の作品 それも葉書きほどの小さな紙に映された

軽妙と緊張 晩年のうねり


ひとすじの線に払われた緊張感はなんともいえず

こぼれおちたかけらと それらの空間

じっくりとどめながら美術館をあとにした


そして仕事の合間をぬった旅を後押ししたのは

和歌山は湯浅在住の作家 妻木良三さん


訪れた湯浅の町の話はまた後日