2013/05/28

sculpture












”発芽/再生の種”
2009 重要文化財渡部家住宅/愛媛



展示する空間の必然と

そこにある自分の作品そのものあり方について巡らせる

どこに置いてもそこに確固として存在できるもの

そこでなければできないもの

常に頭の中にある考察のひとつ
 
 
 
 




2013/05/22

lithograph













"ネズノモリ”
lithograph 2010



過去の作品と

新しい作品のつながりを考える

その瞬間に意識したこと

その先に試みたいこと

あらためて再考し 確認する

今夏の課題

すでにある新作への衝動と現在の地平を見る


 






2013/05/13

和紙 裁断


 
 
 
 
版画制作に使う和紙

自分の欲しいサイズに切る

ごく当たり前の行為も多少神経を払う

刃物で切ると紙のエッジが強すぎる

かといって楮の繊維はコットン素材の紙のように

定規では容易に切れない

 
 


  

使用するのは水

俗にいう水切り


水と筆だけでは正確にいかないので

自分は ”モデラ” と呼ばれるレザークラフトの道具を使う

本来は革に当たりを付ける道具だが

水切りに使えるのでは と思い長年愛用している






これが水を吸わせる溝つけにちょうど良い






紙を切るたびに感じる次の作品への緊張感