2010/12/28

exhibition archives

渡部家住宅 その光と記憶・3

 

 

 













 

 

 

2010/12/24

O氏より

毎回作品を買い続けてくださるコレクターのO氏より先月ご自宅に設置した作品の画像が届きました。今回設置したのは木彫作品。過去の版画作品とあわせてくださったようです。
こうやって楽しんで頂けると作家冥利につきます。

自分は勝手に好きなものを作っているだけですが、それを受け取ってくれる人がいる。
喜びと、何とも言えない励ましを受けます。
また良い作品を見せたい、そんな思いで次の制作に向かいます。












sculpture

立体












2010/12/20

from the studio

オーダーを受けた立体小品を制作中。
過去に作ったことのある形。
自分のコピーにならないよう案外気を使います。






2010/12/14

workshop archive

「石に描こう」2010年2月6日 愛媛県美術館版画工房

愛媛県美術館で行われた展示 「ミルコトカラハジマル〜自然との対話」の一環で行われたワークショップ。
当日60名ほど訪れた参加者の中から希望の方に石に絵を描いてもらい、刷るまでの行程を公開させていただきました。

オープン前のしこみ。石の研磨。



石に油性の墨やクレヨンを使って絵を描きます



その後硝酸アラビアゴム水溶液を塗布して製版
石の表面に水を引きつけるところと油を引きつけるところを科学的に作り出します
黒く映っているのは描画材の色。最終的にこれをインクに置き換えます






製版後石の上をきれいに洗った後、石をスポンジで濡らしながら
刷り用インクを練ったローラーを転がします
描いてない部分には水が、描いた部分にはインクがつきます(油と水の反発作用)









ちいさなお手伝い





紙をのせプレス機へ







刷り上がり


資料:愛媛県美術館

2010/12/10

from the studio

年賀状はここ数年木版画で。
版材は桂の木。
普段制作しているリトグラフより
版を作ること自体に時間を割く。
不自由なようで自由。


2010/12/07

from the studio

リトグラフはドイツの劇作家アロイス・ゼネフェルダーにより1798年に考案された印刷技術。(なぜ劇作家が印刷技術を?というのはまた後日)

平版あるいは石版画ともいい、それら呼び名が示す通り石を平らに削ったものを版材に使用。石はドイツのゾルンホーヘンで産出されるものを用います。油分を含んだ描画材で絵を描いて製版するので、比較的自由な表現と、そのインクの透明性から多色刷りを得意とします。それまでの印刷は版材に物質的に凹凸をつくるものであったため多色刷りが難しく、リトグラフは当時のヨーロッパの印刷物に多くの色を持ち込む画期的なものでした。
以降現在に至るまで、出版や商品ラベル、アートシーンで多くのものを見ることができます。

石に描くにはまず石の研磨から。
カーボランダムの目を変えながら均一にしていきます。
 


下は最後の仕上げ、目立て作業中。大きな石の場合、特に気を使います。





2010/12/05

lithograph

2010







 






2010/12/01

sculpture

立体作品